2024年6月6日(木)、「橋梁維持管理の合理化に関する研究協力協定」に基づき進めてきた研究成果を高岡市役所にて報告しました。本協定は、2023年1月16日に橋梁の維持管理の合理化に関する共同研究を実施することを目的として高岡市と横浜国立大学、NiX JAPAN株式会社の3者にて締結したものです。
高岡市が管理する橋梁1160橋の26%が建設後60年経過しており、30年後には87%と老朽化が急速に進行し、維持管理費は今後増大することから点検コストを削減し橋梁修繕に回せるよう高岡市橋梁定期点検ガイドラインとして取りまとめました。
今回のガイドラインでは、橋の機能を損なう重大な損傷を重要変状として着目して点検を行い、記録は重要変状以外は360°カメラなどの新技術を活用します。これらの合理化により点検費を約15%削減でき、削減分を修繕費に充当することができます。
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