二級河川大野川水系浅野川(湯涌曲町・湯涌河内町) において2022 年4 月に本格運転を開始した金沢ゆわく小水力発電所の竣工式を執り行いました。
金沢ゆわく小水力発電所は、二級河川大野川水系浅野川(湯涌曲町・湯涌河内町) に位置する旧白雲楼河内発電所の再生・復活を行う事業です。
旧白雲楼河内発電所は、北陸で最大規模といわれた白雲楼ホテルへの自家発電施設として、昭和10 年代の電力不安定時期に設置された水力発電所でありました。その後、白雲楼ホテルが営業停止となる平成10年3 月まで、60 年あまり発電所として役割を果たしていました。
本事業は、2014 年8 月より可能性調査、地元調整、許認可取得、各種設計等を実施し、2020 年10 月に工事着工、2022 年4 月に運転を開始いたしました。本事業推進に際し、湯涌地区を始めとした地元関係者の皆様には多大なご協力を頂き、竣工に至る大きな推進力となったことあわせて申し上げます。
当社としても、浅野川水系で唯一の小水力発電所である旧白雲楼河内発電所の再生・復活事業を通じ、金沢市の奥座敷と称される金沢湯涌温泉周辺の地域活性化・地域振興への取組みにも寄与したいと考えております。なお事業の管理・運営はグループ企業のNiX 湯涌ハイドロパワー株式会社及びニックスニューエネルギー株式会社が行います。
プレスリリースはこちらからご覧いただくことができます NiX_Press_Release_220512
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