富山大橋の開通式に出席してまいりました。
弊社は大橋西詰から富山大学までの道路設計を担当しました。
また、開通式に関しても、コンサルタント代表として、幹事を務めました。
多くの関係者の皆様、そして住民の皆様、通りすがりの皆様、天候の悪い中、たくさんの方々が大橋の開通を祝福されました。
このような大型プロジェクトに設計者として携わることができ、また開通式にも主体的に運営にかかわるなど、大変業者として光栄に思いました。
設計を担当した社会基盤部門の皆様、本当にご苦労さまでした。苦労が報われましたね。
このように、官・民・住民皆さんが、この大型公共事業プロジェクトを祝福してくれます。
「コンクリートから人へ」といった言葉が支持されたことなど、全く想像できません。
富山大橋も、事業的には必要不可欠との判断ですが、「コンクリートから人へ」の考え方の根底にある、経済合理性のみで評価した場合、本当に必要となるか否かはわからなくなるでしょう。
そういった意味でも、人々にこれだけ支持されるインフラでも、そのような誤った考え方では、そのようになってしまう危険性をはらんでいるということです。
全く持って、マスメディアの報道の恐ろしさをあらためて感じてしまうとともに、そのような考え方・報道がいかに日本の成長を阻害しているか、感じてしまいます。
新しい富山大橋、富山のシンボルとして、また地域社会に必要不可欠な大型公共投資の象徴としてこれから何十年間も、地域を見守ってほしいと思います。
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