NiXグループは、アラムポート株式会社、株式会社エンバイオ・ホールディングス、自然電力株式会社とのインドネシア合弁会社であるPT Alam Energy Renewables(以下、Alam Energy)を通じて、花王株式会社のインドネシア法人であるPT Kao Indonesia(以下、Kao Indonesia)向けの、最大出力5.0MWp(DC)の屋根置き太陽光発電設備を完工し、2025年5月28日に完工セレモニーを開催しました。
本事業では、Alam Energyが、インドネシア西ジャワ州カラワンにあるKao Indonesiaカラワン工場の屋根に、総面積約22,000㎡、最大出力5.0MWpの産業用屋根置き太陽光発電設備を設置しました。本発電設備で発電された電力はKao Indonesiaによって使用されます。なお、Alam EnergyによるKao Indonesiaカラワン工場への太陽光発電設備の設置は、2期に分けて行っており、第1期と今回の第2期の総出力は約6.5MWpとなります。
Kao Indonesiaは、Alam Energyの提供するレンタルサービスを通じて太陽光発電設備の設置費用等の初期投資を負担せずに価格競争力のあるクリーンな再生可能エネルギーを利用できます。また、インドネシアの主要な発電方法が石炭火力を中心とした火力発電であることから、消費電力の一部を再生可能エネルギー由来に切り替えることで、契約期間中に温室効果ガスを第1期、第2期合わせて約7,791トン/年(CO2換算)削減できると見込んでおり、インドネシア政府の掲げる2060年までのカーボンニュートラル達成にも寄与すると考えています。
Kao Indonesiaの代表取締役である長谷川尚一氏は「花王インドネシア(PT Kao Indonesia)のカラワン工場(西ジャワ州 カラワン工業団地)において、自家消費型太陽光発電設備運用開始の記念式典を実施しました。これは花王インドネシアの40周年を祝う節目と一致し、再生エネルギー使用を優先し二酸化炭素排出削減に貢献することを目指す、同社のESG戦略の一環である脱炭素化の柱となる重要な一歩となります。この活動は、インドネシアの人々が日常生活において、より清潔で健康的且つ安心できる持続可能な環境を享受する「Kirei Lifestyle」の実現を支援します。花王インドネシアは、この協働によって社会の生活の質の向上と持続可能な環境づくりに具体的な利益をもたらすことを期待しています。」と述べられました。
■事業概要
【太陽光発電設備定格出力】5.004MWp(DC)(第2期)
※第1期 1.530MWp導入済み
【顧客】PT Kao Indonesia
代表取締役:長谷川尚一
事業概要:コンシューマープロダクツの製造及び販売
【導入施設および所在地】PT Kao Indonesia カラワン工場
インドネシア西ジャワ州カラワン
【運転開始日】2025年5月
■Alam Energyについて
2020年7月設立。Alam Energy は自然電力株式会社、アラムポート株式会社、株式会社エンバイオ・ホールディングス、NiX JAPAN 株式会社を基幹企業とするNiXグループの合弁会社。インドネシアにて屋上太陽光レンタル事業を展開している。
・会社名:PT Alam Energy Renewables
・Headquarters:Wework Sinarmas MSIG Tower 37th Floor, Jl. Jend. Sudirman Kav. 21, Setiabudi, Jakarta Selatan 12930
・President Director:Soichiro Nishimori
・URL: https://alamenergy.co.id/
■株主企業Webサイト
・Shizen Energy Inc.: https://www.shizenenergy.net/
・Alamport Inc. : https://alamport.net/
・NiX JAPAN Co., Ltd.: https://www.nix-japan.co.jp/
・EnBio Holdings, Inc.: https://enbio-holdings.com/
■関連リンク
花王株式会社 PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000516.000070897.html
NiX JAPAN 株式会社 | NiX 管理本部 経営企画管理グループ
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