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トンガル水力発電事業がインドネシア国営開発銀行 PT. Sarana Multi Infrastruktur Perseroより2024優良プロジェクトに選出されました

インドネシアにおいて開発・運営しているトンガル水力発電事業の事業主体である特別目的会社PT. Optima Tirta Energy(以下、OTE)は、インドネシア国営開発銀行 PT. Sarana Multi Infrastruktur Persero(以下、SMI)より優良なプロジェクトを実施したとして、約140のプロジェクトの中から8つの優良プロジェクトに選出され、2024年9月25日にインドネシアのバニュワンギにて表彰式が執り行われました。

SMI はインドネシア財務省の100%子会社である国営開発銀行として、インドネシア国内のインフラ整備開発案件を促進するための役割を担っている開発銀行で、SMIとOTEはトンガル水力発電事業においてプロジェクトファイナンス契約を締結し、ファイナンス支援を受け、事業を推進いたしました。

SMI は提供する全ての融資において環境・社会保護 (Environmental and Social Safeguard:ESS) の原則を重視しており、環境・社会デューデリジェンス(Environmental and Social Due Diligence:ESDD)調査と、環境・ソーシャルマネジメントの実施に関する是正措置計画 (Corrective Action Plan:CAP) の履行を監理し、債務者のコンプライアンスレベルとパフォーマンスレベルを評価しています。
今回、2023年7月~2024年7月の評価期間中、トンガル水力発電事業においてOTEはCAPを適切かつ完全に履行したとして評価され、環境、社会保護、返済履行良好な優良プロジェクトとして選出されました。

NiXグループは今後も、新興国のプロジェクトであっても、経済、環境、社会の調和のとれた事業モデルを遵守し、インドネシアにおける持続可能なインフラ整備、エネルギー事業の開発を推進していきます。

【PT. Sarana Multi Infrastruktur Persero について】
SMI はインドネシア財務省の100%子会社である国営開発銀行として2009年2月に設立され、インドネシア国内のインフラ整備開発案件を促進するための役割を担っている開発銀行です。また、SMIは民間および多国間のさまざまな金融機関を含む政府および事業体の協力 (PPP) スキームの実施を通じて、開発の成功要因として機能することを目指しています。SMIは、地方自治体向けの融資も活用し、PPPの実施を積極的に支援し、地域のインフラ整備の加速を促しています。

■関連リンク
PT Sarana Multi Infrastruktur (Persero)ホームページ:Workshop Biodiversity Protection in Development Projects (ptsmi.co.id)

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