24年度の予算編成が始まっています。
我々コンサルタントとして気になるのはやはり国土交通省関係の予算。
昨年度は確か要求段階で前年度要求鵜額の5%程度減であったような気がします。
で、今年は・・・国土交通省分4.3%減、公共事業費2.7%減となっています。
一括交付金(地域自主戦略交付金)を加えると前年度とほぼ同規模になるとのこと。
予算の内訳をみると、全国防災関係費2381億円や日本再生重点化措置3825億円が特徴的であり、やはり東日本大震災の影響で、予算の構成も変化しています。
以上の予算は復興費を除いた予算でありますので、復興費を含めると公共事業費は大幅に増加することとなります。
復興地域を除いた公共事業費も、横ばいか微減といったところでしょうか。
ようやく公共事業費が下げ止まってきた感があり、厳しい時代を生き抜いてきた我々コンサルタントにとっても、従来から比べるとそんなに暗い話ではありません。
震災もありますが、藤井聡先生らの公共事業に対する予算委員会での答弁なども確実に影響しているのではないかと思います。
もうこれ以上公共事業費を削減することは限界であり、国力・国益を失うことに等しいことを、政治家、官僚の皆様が気づいてきているのでしょう。
公共事業費のGDP比率は今やもう決して先進諸国に比べ高くないのですから・・・・。
さて、問題は大衆迎合主義の一般マスコミがどのような反応をするかです。
早くマスコミも公共事業の本質に気づいていただきたいものでしす。
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