コンサルタントにおいて、設計の品質確保はとても大切なことであります。特に公共事業という国民の皆様の税金を扱っての仕事ですので、間違いはあってはなりません(まったく0にはなりませんが・・・・)。
さて、国土交通省は建設コンサルタントの品質確保に関して第三者照査を含む6対策を試行する模様です。
適用範囲は一定の基準価格を下回った低入札物件を対象としている模様です。
第三者照査というものは、他のコンサルタントによるチェックを行うもので、同業他社によるプロの目で照査されることから、自社の成果品の品質が丸裸になってしまいます。
また照査する側にとっても、同業他社の成果品ということで、自社の成果品以上にしっかりと対応する必要があります。
実は弊社でも今までそのような場面に遭遇したことが何度もありまして、他社成果品を照査したことも、されたこともあります。
あまり気持ちのいいことではないですが、公共事業における品質の確保といった観点からは、低入札の案件のみならず、ずべての物件にも今後適用範囲が広がるのではないかと思います。(自社独自の提案による著作権??の問題等もありそうですが・・・・)
ようは、誰に見られてもおかしくないしっかりとした成果品をつくっていれば、何も問題は無い訳で・・・・・。
弊社もお世辞にも全ての成果品が間違いが0とは言えません・・・。
お客様にご迷惑をお掛けしたこともあります。
品質確保・・・、建設コンサルタントにとっては永遠のテーマです。
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