サステナビリティ

Sustainability

Sustainability

NiX Groupはサステナブルな社会に必要とされる企業になるよう取り組んでいきます

サステナビリティの取り組み

Concept

自社で発電した再生可能エネルギー電源を活用することで、2030年までにグループ全体で再生可能エネルギー利用100%を目指します

〈 再生可能エネルギー利用100%に向けた取り組み 〉

  • 再生可能エネルギー事業の展開

  • 自社発電電源の活用

  • 再生可能エネルギーによる環境価値の証書化

再生可能エネルギー事業の展開

国内自社発電事業

自社発電事業として国内に計4か所の再生可能エネルギー事業を展開

【太陽光発電事業】
NiX八尾ソーラーパワー 富山県富山市 2014年稼働 1,260kW
【小水力発電事業】
平沢川小水力発電所 石川県金沢市 2015年稼働 198kW
湯谷川小水力発電所 富山県南砺市 2019年稼働 843kW
金沢ゆわく小水力発電所 石川県金沢市 2022年稼働 160kW

総出力:2,461kW 総CO2排出削減量:3,400t-CO2

海外エネルギー事業​

インドネシアにおいて水力・太陽光発電事業を実施

【水力発電事業】
トンガル水力発電所 西スマトラ州 2023年稼働 6,200kW
ケタウン水力発電所 ブンクル州 開発中 13,000kW
【屋根置き太陽光発電(第三者所有モデル)事業】
屋根置き太陽光発電事業 インドネシア全土
(工場・商業施設)
稼働済
(契約済含む)​
約25,000kW

再エネ100宣言RE Action

NiXグループは再エネ100宣言RE Actionに参加いたしました。
湯谷川小水力発電所
湯谷川小水力発電所

NiXグループは、2030年までにグループ全体の電気使用量を再エネ利用100%とする目標を掲げ、「再エネ100宣言 RE Action」に参加いたしました。

「再エネ100宣言 RE Action」とは、企業や自治体、教育機関、医療機関などの団体が使用電力を100%再生可能エネルギーに転換する意思と行動を示し、再エネ100%利用を促進する新たな枠組みです。

NiXグループは国内外で水力発電や太陽光発電といった再生可能エネルギー事業を展開しており、今後も再生可能エネルギー事業の開発を強化することで脱炭素化社会の実現に向け貢献し、自社で発電した電源を利用することでNiXグループ全体の使用電力を2030年までに再生可能エネルギー利用100%達成を目指し、サスティナブルな社会に必要とされる企業になるよう取組んでまいります。

また、NiXグループは今後も様々な事業や取組みを通してSDGsの目標に貢献できるよう努めてまいります。

「再エネ100宣言 RE Action」についてはこちらからご確認ください。

二国間クレジット制度(JCM)

二国間クレジット制度 (JCM)とは、途上国への優れた低炭素技術・製品・システム・サービス・インフラ等の普及や対策実施を通じ、実現した温室効果ガス( GHG) 排出削減・吸収への日本国の貢献を定量的に評価し、 日本国の削減目標の達成に活用するため、 JCM を構築・実 施しているものです。
JCMでは、 日本法人がパートナー国の現地企業等と協力してプロジェクトを実施し、 そこで削減・吸収されたCO2等の GHG 排出削減量を「クレジット」 として取得し、日本の GHG 削減目標の達成に活用することができます。
JCM制度のスキームを活用し得られたクレジットは、カーボン・オフセットへの活用やクレジットを振替により移転し売買することが可能となっています。
現在、日本国は17 の国と共に気候変動対策を目的としたJCMを実施しており、この制度はパリ協定の実施及びカーボンニュートラルの構築を促進するとともに、 パートナー国の持続可能な開発にも貢献しています。

インドネシアで開発したトンガル水力発電事業が環境省の「令和2年度二国間クレジット制度(JCM)資金支援事業のうち設備補助事業」(※1) において「西スマトラ州西パサマン県6MW小水力発電プロジェクト」として採択され、当社は代表事業者として事業を推進しました。
本プロジェクトで想定されるGHG削減量は、 18,319 tCO2/ 年を見込んでおり、 カーボンニュートラルの実現に向け貢献いたします。
なお、 本プロジェクトはインドネシア政府と日本政府の協力の下で実施されています。
本プロジェクトの実施によって算出されるGHG削減量をクレジットとして発行することにより、 日本国とパートナー国であるインドネシアが掲げるGHG削減目標達成に活用されます。

(※1) 設備補助事業 : 優れた脱炭素技術等を活用し、 途上国等における温室効果ガス排出量を削減する事業を実施し、 測定 ・ 報告 ・ 検証(MRV)を行う事業。 途上国等における温室効果ガスの削減とともに、 JCMを通じて我が国及びパートナー国の温室効果ガスの排出削減目標の達成に資することを目的とする。 優れた脱炭素技術等に対する初期投資費用の2分の1を上限として補助を行う。

二国間クレジット制度(JCM)により、両国の温室効果ガス排出削減目標達成に貢献
案件名
西スマトラ州西パサマン県6MW小水力発電プロジェクト
代表者事業者
NiX JAPAN株式会社
共同事業者
ニックスニューエネルギー株式会社
PT. Optima Tirta Energy
想定温室効果ガス(GHG)排出削減量
18,319t CO2/年

事業者としてはプロジェクトの収益性の改善のみならず、企業としてのSDGsやESG指針にも重大な意味をもたらします。当社としても脱炭素化や電力不足解消といった社会的課題の解決を目的に国内外の再生可能エネルギー事業を進めてきましたが、今後も国内外の事業拡大により一層の社会的責任を果たしていきます。
そして、インドネシアの再生可能エネルギーの増加を図り、同国の現実的なエネルギー・トランジションの実現に貢献していきます。