NiX JAPAN株式会社 NiX JAPAN株式会社

2013年1月4日

「いい会社」をつくる一年にしたい。

明けましておめでとうございます。数少ない本ブログの読者の皆様、本年もよろしくお願いいたします。
さて、本年の年賀式は、いつもの会社の大会議室ではなく、近くの呉羽会館(いわゆる地区センター)で執り行いました。
呉羽会館は昨年新たに新築されて開館したばかりであり、弊社が土木設計を請け負っています。
今後、社内の大会議室が多目的に活用されることを想定し、地区センター機能と本社機能の連携を図ろうということで、今回試験的に実施しました。
徒歩5分位の場所ですが、今回ばかりは天候が悪く、社員の皆様、準備した総務の皆様は若干大変だったでしょう。ありがとうございました。

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年賀式は筆者の年頭の挨拶と、取締役の挨拶のみのシンプルなものです。
その後、ご近所のいつもお世話になっている「くれは製菓」様のつきたてのお餅をいただき、それぞれ仕事に入ります。
お餅、つきたてだけあって、本当においしかったです。店主の米田様、ありがとうございました。

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さて、本年の年頭のお話ですが、大したことはお話できませんが要点を以下に示します。

・弊社は年度で事業を実施しており、年末・年始は単なる事業年度の通過点であること
・従って、残り3か月、年度計画の遂行に全力をあげること
・政権交代により公共事業を取り巻く環境は好転していること
・ただし、マーケットの増加にあわせてどれだけ適切に投資できるかがカギであること
・短期的な需要増への対応だけでなく中長期的な視点を持って経営することが大切であること
・弊社がお世話になっている京都大学藤井聡先生が内閣官房参与に就任したこと
・各大手コンサルタントは東北特需を足掛かりに、政権交代後のマーケットも踏まえ拡大戦略を軒並み打ち出していること
・そのような状況で弊社としては、まず足元を固める、すなわち24年度をしっかりと乗り切ることが大事
・25年度に向けての事業計画において、中期計画の立案と、供給力増強(人材確保)が必要であること
・ある程度人材補強の目途はついていること
・役員・幹部層の強化も不可欠であること
・売上だけでなく、社員に対して報酬として還元がある企業になること
・今以上にお客様に「いい会社」として評価されること
・社員が「いい会社」として、弊社に所属していることを誇りに思えるようになること

などをお話させていただきました。
まずは、経営ビジョン≒中期経営計画の立案です。経営ビジョンにおいて弊社は目指す将来像を、数値目標を踏まえて策定しています。そのビジョンをさらに具体的な施策に落とし込む作業として中期経営計画を策定します。
また売上ばかりが増えても中にいる社員が忙しくなるだけでは意味がありません。やはり売上と並行して待遇面の改善も必要です。
これが無ければ、数年前輸出企主導で成長した日本が感じた、実感無き成長と同じことになってしまいます。所属する社員への還元、これが必要不可欠です。
これを実現するために、さらに収益力を上げなければいけません。投資と回収のバランスをしっかりと保っていきたいと思います。

今以上に、社員に、次にお客様に「いい会社」、と言われる企業体をつくる一年にしたいと思います。公共事業マーケットはそのチャンスを、私がこの会社に所属して初めて、我々に与えてくれるようですから。

社員の皆様、発注者の皆様、ニックスをどうそ今年もよろしくお願いいたします。

プロフィール

市森友明 京都大学博士(経営科学)
技術士(建設部門・総合技術監理部門)

NiXグループ代表、NiX JAPAN 株式会社代表取締役社長。
京都大学工学部卒業・同大学経営管理大学院博士後期課程修了。

大手ゼネコン勤務を経て、2003年に入社。2006年7月から現職を務める。国内社会インフラの計画・設計、都市計画、小水力発電開発、およびインドネシア・シンガポール現地法人にて、再生可能エネルギー事業(水力・メガソーラー)を実施中。

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