NiX JAPAN株式会社 NiX JAPAN株式会社

Facility

NiX JAPANでは、これまでNiXストリートスポーツパーク(富⼭市)に加えて、国内最⼤級の有明アーバンスポーツパークのスケートボード・BMX競技場(東京都江東区)の設計を⼿掛けるなど、デザイン性の高い施設設計を行ってきました。 2023.8月、富⼭駅周辺のにぎわい創出と富山市のストリートスポーツブランディグを図るため、NiX Urban Skate Parkを(ニックスアーバンスケートパーク)を建設、OPENしました。 パークの設計には、プロスケートボーダー中⼭楓奈選⼿が監修。初心者から上級者まで、競技に興味を持つ人達が安全に気兼ねなく楽しめるデザインとなっています。

NiX Urban Skate Parkの名称について

都市の景観を取り⼊れ、スケートボード専⽤施設として誰もが気軽にスケートボードを楽しむことができる場所であり、街中の賑わいとスポーツの融合を表現する場所として「NiX Urban Skate Park」の名称に決定しました。

デザインコンセプト

中山楓奈選手(NIXスポンサー契約)の意見を反映させた、競技者が満足する施設 上級者エリアと初〜中級者エリアの滑走動線を分離し、誰もが安心・安全に利用できるレイアウト設計

施設の創意工夫

  • コンクリート

    これまでの知見を基に、強度を高めたコンクリートを採用するとともに、湿潤養生を長期間行うことで、密実性が高く、滑走に適した舗装面を確保しています。

    コンクリートや保護材

    積雪や降水量が多い富山の気候からコンクリートを保護するため、重要インフラでも使用される、撥水効果を付与したコンクリート用浸透性強化剤を塗布しています。

  • セクションの配置

    上級者エリアは、多くの国際大会で採用される、ステア、ハンドレール、ダウンレッジなどのセクションを連続して配置し、反復練習ができるデザインとしています。

  • 景観照明

    夜間利用のための照明を設置するほか、意匠性を高める景観照明を整備し、利用者のみならず、歩行者や周辺利用者にとっても居心地の良い空間を形成しています。

Message

中 山 楓 奈

プロスケートボーダー
東京2020オリンピック 銅メダリスト

国内外に遠征した際、自分が楽しいと思ったようなセクションが欲しくて、監修の会議ではたくさん意見を聞いて頂きました。路面もよくて初心者の方から上級の方まで楽しめるパークになったと思います。富山駅からアクセスのいい場所なので是非たくさんの人に来てほしいです。

Profile

NiX ストリートスポーツパークができたのをきっかけにスケートボードを始める。9歳の誕生日にコンプリートデッキを買ってもらってから本格的に練習するようになり、2018年にはスケートボード強化指定選手に選出される。東京2020オリンピックでは、予選を全体1位で通過し、銅メダルを獲得。2022年7月に行われたパリオリンピック代表選考大会「Street Skateboarding Rome 2022」では国際大会初優勝を果たした。11月にはアジア人女性として初めて「THRASHER MAGAZINE」の表紙となった。世界最高峰のストリートリーグに参戦中。「自分の見せたい技を決める」ことを信念に、日々進化を遂げている。

ヒップ
(中級者向け)

二つのランプがクロスする形。
スケーターは片方からもう片方にジャンプして、トリックやムーブを展開するのに利用。
このセクションはクリエイティブなスケートを奨励し、異なるアプローチやトリックのバリエーションを試すのに最適。

フラットレール
(中級者向け)

地面に水平に置かれた低い鉄製のパイプ。
スケーターは速さを活かしてこのレールに乗り、様々なテクニックでバランスを保ちながら、スライディングやグラインディングのトリックを行います。
フラットレールはテクニカルなスキルやバランス感覚を向上させるのに役立ちます。

フラットエリア
(初級~中級者向け)

障害物や斜面がないため、スケーターが基本的なトリックや技術の練習を行うのに適しています。
フラットエリアではオーリー、キックフリップなどの基本的なスケートボードトリックの練習ができます。

レッジ
(初級~中級者向け)

縁石や段差の事を言い、街中にある縁石や段差などを模して作られた箱型のセクション。
スケーターが手すりに滑り込んだり、ジャンプして手すりを利用してトリックを行ったりするエリアとして使われます。
レッジはスケーターにとって挑戦的なエリアです。

バンクtoフラットレール
(上級者向け)

直線的に傾斜のついた路面がフラットエリアに続き、その上にレールが配置されています。
スケーターはバンクからジャンプしてフラットエリアを経由し、その上でレールトリックを試みる場所。
クリエイティブでテクニカルなトリックが展開され、異なるアプローチや組み合わせが可能なスポットです。

ステア
(上級者向け)

階段や斜面を指します。スケーターはステアを使ってジャンプやトリックを行い、階段を駆け上がったり、手すりを利用してグラインディングが可能です。
ステアはスケートボードのスリリングなチャレンジが可能で、技術的なスキルや勇気を必要とするエリアとなっています。

バンク・レール
(上級者向け)

傾斜したバンクに沿って設置されたレールのことであり、 バンクを利用してジャンプし、その上でレールトリックにチャレンジできます。
バンクレールはクリエイティブでテクニカルなトリックが展開されるスポットで、異なるアプローチや組み合わせが可能です

レッジ
(上級者向け)

縁石や段差の事を言い、街中にある縁石や段差などを模して作られた箱型のセクション。
スケーターが手すりに滑り込んだり、ジャンプして手すりを利用してトリックを行ったりするエリアとして使われます。
初級~中級者向けより高さがあり、バンクからアプローチが可能なチャレンジングなセクションです。

アール
(上級者向け)

アールはスケートパークのランプやボウルなど、曲線的なセクションを指します。
アールが取り入れられたセクションでは、スケーターは曲線に沿って流れるようにトリックやムーブを展開します。

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