令和4年度実施しました国⼟交通省 関東地⽅整備局渡良瀬川河川事務所発注「R4渡良瀬川管内ゲート設備改良設計業務」において、優良業務及び優秀技術者表彰（関東地⽅整備局⻑ 表彰）を受賞しました。7月20日に開催されました表彰式に、市森社長と管理技術者の蓮池係長が出席いたしました。関東地⽅整備局での表彰は、当社創業以来初となります。

■業務概要

・業務名︓R4 渡良瀬川管内ゲート設備改良設計業務
・履⾏期間︓2022 年9 ⽉10 ⽇〜2023 年3 ⽉15 ⽇
・管理技術者︓インフラマネジメント事業本部 社会基盤部 流域保全グループ 係⻑ 蓮池 康明
・本業務は、ゲート設備の信頼性向上を目的とし、三杉川水門、出流川水門における開 閉装置更新の詳細設計、梁田樋管における扉体のステンレス化の詳細設計、下鶉樋管、落合樋管、上高松樋管、愛宕(白山)樋管の無動力化詳細設計を実施するものである。

■表彰理由

本業務は既存の⽔⾨・樋管の改良設計を⾏うもので、現地の状況、機器レイアウトを把握することが必要不可⽋である。360度カメラとUAV空撮を導⼊することで、成果品の品質、円滑な打合せに寄与するなど⾮常に優れた成果を納めた。具体的には、現地調査の際に360度カメラを導⼊し調査時間の短縮を図り、画像を受発注者間で共有し打合せ時の現地状況説明に有効であった。また、現状のUAV空撮と過年度の空撮資料を⽐較することで、樋管周辺の⼟砂堆積の変化を確認している。なおUAV空撮写真は施設の周辺状況、⼯事⽤⾞両の進⼊経路を把握し、施⼯計画の精度向上に効果的であった。その他、樋管の改良を３Ｄイメージで作成することで、分かりやすい資料作成と受発注者間の情報共有に努めた。